海王星

もしかして自分、綾城さん型!?海王星の強い人の特徴

綾中派ですか?それとも七綾派?わたしは断然綾おけ派!ラケです。

誰も彼もに激重感情を向けられる綾城が特別に想うのはおけけパワー中島だけってメチャメチャエモいでしょ。人生じゃん。

※今回の記事は真田さんの「同人女の感情」シリーズを読んでいない人を振り落としていく記事です

さて、今回は「同人女の感情」シリーズ単行本改め『私のジャンルに「神」がいます』の発売に便乗して (真田先生ゴメンナサイ!)、綾城を題材に創作界における最強の存在、「海王星の強い人」について書かせてもらいたい。

海王星の強い人……それは不特定多数の人に理想を見せ、一般人とは少し違う次元を歩く人。

周りの人に神作品という””夢””を見させ、彼女を取り巻く女たちからのクソデカ感情を一身に受けながらも、実際に関わるのはおけけパワー中島という謎の女のみ。

まさに同人女のアイドルとも呼べるような綾城の在り方こそが、海王星の強い人の特徴なのだ。

……といっても、これだけでは占星術をかじっている人以外は何も面白くあるまい。

そんなわけで、ここであなたが綾城タイプかどうか診断してみよう。

こちらのサイトで自分の生年月日を入れて、表を作ってみてほしい。

https://happyrodents.net/horoscope/

※サンプルとして私の生年月日で出した図を使っています

赤枠の中に記号が入っていた人、おめでとう。あなたは「占星学的には綾城っぽい素質のある人」だ。綾城以外には女優の北川景子さんや、仮面ライダーや戦隊シリーズ、ジョジョの脚本で有名な小林靖子さんとオソロである。

ない人はどちらかというと七瀬や友川寄りで、ソリッドに夢を見せていくタイプだと言える。綾城がみんなが賛同するような「世界に虹の橋を架けよう!」といった幻想を見せるタイプだとすれば、七瀬や友川のように「自らの努力によって着実に夢を見せていく」人かな~といった感じ。

「ないと綾城のような神にはなれない」という意味では断じてないので、なかったとしても落ち込まないでほしい(この星回りがなくとも、活躍している創作関係の方は大勢いらっしゃるので)。

 

次にマークのある枠の個数を数えてみよう。

個数が多ければ多いほど綾城度(理想を見せて人々からの支持を得る才能の有無)が上がるので、ひ、ふ、み……と数えてみてほしい。

赤枠の中に1個ある人は、普通の人よりかはちょっと綾城に近いよね、という具合。1個しかなくても、マークの横の数字が2より小さいとか、一番左の枠に入ってるとかだと2~3個ある人に近くなる。

海王星から供給されるパワーはマーク1個分だけど、その分取り回しはしやすいからラッキーといえばラッキーかもしれない。食事で言えばコンビニでおにぎり3個買って順番に袋を開けていくように、海王星からのイメージの供給を適切に処理できる感じ。ただ2~3個ある人のように供給が多かったりすいすい行ったりするわけじゃないから、自分で努力して磨きかけてこ!といった印象。

 

赤枠の中に記号が2~3個あった人は、創作というフィールドにおいてはなかなかラッキーな星回り。食事のたとえで言えばフランス料理のフルコースのように、良質なイメージが絶え間なくサーブされるし、サーブされる料理(イメージ)が他人にウケやすいといった作用まで付く。

海王星は「人の無意識の中にある理想に働きかける」星なので、たとえば死んでしまったキャラの生存パラレルを書いたときに「原作もこうだったらいいのになと思いました!」「理想の続編です!」のような感想が寄せられる……という具合に、自分の想像したものが「みんなの見たかったもの」に直結しやすい。

(雪印みたいなのか三角のマークがある人は特にそうかな。鉄アレイみたいなのと四角マークの人はそういう才能があるけど、その才能が暴れ馬すぎて制御が難しい、って感じ。使いこなせれば鉄アレイと四角マークの方が””強い””のですが……)

 

4~5個ともなるとこれはもう大変なことで、どんな形であれ「自分の中にある夢を形にする」ことを星からガチガチに強いられている人と言えるだろう。食事で言えば懐石3人前出されて食べ終わってないのに、目の前にバケツプリンを出されて食え!!と言われるのに近い。ここまでくるとイメージの供給の多さは最早暴力的なレベル。

おそらくリアリスティックで想像の余地がない仕事(事務や会計などの実務的・実際的なこと)では強いストレスにさらされてしまうし、創作趣味以外にもその強すぎる幻想エネルギーを発散させられる場があった方がいいと、私は思う。

もし海王星のところにマークが4~5個あるのに気づいた人がいたら、あんまり無理せず自分の中の理想を爆発させて生きていってほしいなと思うかな、個人的には。創作においては最強の布陣だけど、それ以外の場所ではメチャメチャ生き辛さを抱えてしまうといった感じだから。

無限のパワーを使いこなして爆エモな作品作るか、海王星の夢の海にズブズブになってメンタル病むか。「Do or die ぶっこんだ者勝ち」とヒプノシスマイクみたいなことを言って申し訳ないが、超パワーのある星が人格を形成する星に影響を与えてるとなると腹くくるか流されるか、どっちかになってしまうんじゃないかと思う。創作においては、確かに最強なんですけども。

 

ここまで読んでもらって「でも結局海王星が強いってことは創作に有利ってことでしょ?うらやましいなー」と思う人もいるかもしれないが、海王星が強いというのは決していいことばかりではない。

 綾城が作中で七瀬や友川とはあまり親交が深まらず、おけけパワー中島と仲良くする場面が多くみられたように、海王星の強い人は自分の「運命となる人」としか関われない。関われたとしても、いずれ疎遠になってしまう。

 率直に言えば相手のことがどんなに大好きで縁を繋ごうとしても、力の強い天体である海王星によって無慈悲にも引き離されてしまうのだ。人生を漫画にたとえるならば、まるで漫画の作者によって画面の外に追いやられていくキャラクターのようにぺいと放り出される。

 顔も見えない人たちにたくさん夢を見せ、称賛も嫉妬も山ほど浴びるけれど、心を許せる友達は思いの外少ない。いたとしても、運命の人でなければ強制的に引き離される。神になりたいと願う人は多かれど、果たしてそれが誰にとっても幸せなことかと問われれば、海王星の性質を知っている身としては「そうでもないかもよ」なんて思ってしまうのだ。

※2024年5月加筆・訂正
すみません、海王星が強い方の人間関係について、誤解を招く書き方をしてしまっていたので訂正します。

正確に言うと、「海王星が強い人は感受性のアンテナの良さが、海王星と個人天体がアスペクトしていない人よりも高いので、人間関係を築くのに困難を抱えることが多い」という感じです。

たとえば、仮にこんなシーンに出くわしたとしたら……

【会社のミーティング中】

中堅社員A「課長の案すごいっすね!流石、頭が輝いている人は考え方が違いますわぁ~!」
生え際の怪しい課長「せやろ!俺の頭はいつでもピッカピカで冴えてるからなぁ~!……って何言わしとんねん!」
(課のみんなから気心の知れた笑いが漏れる)

……海王星が強い方は、たぶん、中堅社員Aさんと生え際の怪しい課長さんの間に強い信頼があることを知っていて、課長さんの心が全く傷ついていないことを知っていても、「えっ!?それって言っていいの!?」と本気で慌ててしまうのではないでしょうか。

でも、周りの人はおそらく、海王星の強いあなたほどには、課長さんの気持ちを心配していません。
「二人とも、またやってんな~」ぐらいの感覚でしかないでしょう。
「Aさんと課長さんってほんと仲良しだよね~」とすら思っているかもしれません。

※令和の時代に身体的特徴をいじることの是非は、一旦横に置いておいてください。良い例が思いついたら後で修正します……。

海王星の強い方は一事が万事そんな感じなので、SNSやLINEからも、書かれていないことを想像して疲れてしまいやすいところもあります。

「Aさんにはリプ返してるのに、私のリプはいいねで終わってる……何か気に障ること言っちゃったかな」
(実際は「返信しようと思っていたけど、寝落ちしてしまった。このまま終わるのも不愛想な感じだから、翌朝いいねを押しただけ」というオチ)

「私の好きな字書きのBさんが、『ABのハッピーな話読みたいな~』って呟いてた。
この間アップした私のシリアス小説は、Bさん、気に入らなかったのかな?
次もシリアスを書きたいけど、もう少しハッピーな感じに寄せようかな……」
(実際は、Bさんはその日2時間残業しており、めちゃくちゃ疲れていたのでサクッと読めるハッピーなABを欲していただけ、というオチ)

……海王星が強い方は、とてもイマジネーション豊かな方なので、一つの文面から色々な事情を想像してしまいます。
しかし、それが人間関係に向いてしまうと、「人と付き合うと(色々想像してあれこれ対処を考えすぎて)疲れる」というイヤな感覚として返ってきてしまうんですね。

逆に、海王星の強い人同士は割とうまくいくんじゃないかなと思います。
最初の感性のチューニングが近いところにあるわけですから、海王星が強くない方よりも打ち解けやすいんじゃないかなと。
(繊細かつ双方が自分のこだわりを譲ろうとしない・自分を守ることを優先してしまうと、お互いを傷つけ合うこともまた、なきにしもあらずですが……
控えめな方同士であれば「落ち着く」「気持ちを分かってくれる」という関係性になりやすいと思います)

では、海王星が強い人が全員人間関係がダメかというと……そういうことはありません。
ただ一つ、「自分と他人の感覚は違う」ということだけ、覚えておいていただければ。

海王星が弱い、あるいは個人天体に全くアスペクトしていない方は、海王星の強い方からすれば非常に「鈍感な人」と映るでしょう。
「こっちが疲れてるのに、休憩しようの一言もないなんて。普通は1時間歩いたら1回ぐらい休憩するでしょ」みたいな。

でも、海王星が弱い人は、それが分からないのです。
たぶん「仲のいいフォロワーさんとお出かけ最高!!待って〇〇くんのパネル見つけた!!この人〇〇くんの夢女だからツーショット撮ってあげたら喜ぶかな!?」ぐらいのテンションでいます。

ですので、海王星の強い方は

「誰かと一緒にいるときは、自分の望みを口に出す」
「言葉をそのまま受け止める(何かしらの背景を想像しようとしない)」

ことを心掛けていただければ、人間関係を構築しやすくなるんじゃないかなと。

「海王星が強いから、絶対人間関係がダメ」ということはありません。
他の方との感覚の差に自分で気付いて、その差を埋めるように工夫していけば、きっとよりよいオタ友ライフが送れると思いますよ!

 

「綾城診断やってみたけどあんまりわからんかった」「海王星が強くて人間関係で悩んでいる」などありましたら、是非鑑定をご依頼くださいませ。

 

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